仕事のストレスからか、いつもよりも胃が痛むからと本人と家族が病院に行きました。

ところが、血液検査やレントゲン等の簡易的な検査で、すでに胃と胆のうに影が映っていると診断されてしまいました。

普通に単なる腹痛かと思っていただけでしたから、まさかそんな風になっていたとは考えもつかず慌ててしまいました。

本人もそれでなくても仕事の疲れがかなりひどかったのに、ますます落ち込んでしまって、家族の私たちもどうやって声をかけて元気づけてあげたらいいのか悩んでしまいました。

そのストレスの原因となっていた仕事を、本人の意思も確認して、正社員での雇用からアルバイト雇用に変更してもらい、少しでも精神的な負担が軽くなるようにと勧めたところ、本人もそうしたいということで、少しは気持ちが軽くなったようです。

腹痛も少しすっきりしたのか、以前よりも軽くなって改善しました。

まだ精密検査が再度必要ですが、癌であれば放射線治療や抗がん剤のことも考えなければなりません。病気はお医者様でないと治療ができないですが、私たち家族も心のケアはしてあげることができたのではないかと思います。

ストレスはサイレントキラーと言われていますので、どんな病気も様々に症状が現れるといわれています。

そんな仕事や家庭の中でのストレスを、あまりため込んでしまうと本当に悪い結果になる可能性が高いですから、身近にいる家族であれば話を聞いてあげるだけでも、病気の不安も含めて気持ちが落ち着き、和らいでいくものなので、普段からの家族同士の会話を多く持つことが大切だと思います。